こんにちはMatchGuy(まちがい)です。
みなさんは有利なポジションと聞いて何を連想するでしょうか?
具体的な場所の話の前に、概念としての有利ポジを想像してみてください。
大体は以下のようになるのではないでしょうか?
高所
遮蔽物がある場所
曲がり角
3つありますが、今回の記事では『高所』について。
高所の有利性とは
これはシューティングアクションゲームをしたことがある人はピンと来るのではないでしょうか。
「高いところに居ると強いよ~」とか。
かくいう自分も昔遊んだFPSゲームでは基礎として教わった経験があります。
そもそもなぜ高所が有利なのかというと…
・自分は相手を一方的に撃てるのに対し相手側の反撃は一歩退くだけで回避出来る
他にもありますが本質的にはこういった理由です。
なので高所というあからさまな有利ポジを通る時は煙幕を焚いて見えなくしたり、
陽動であたかも別の場所を攻めていると思わせてポジションを退いてもらったりするわけです。
さて、スプラトゥーンではどうでしょうか。
高所を取ったから有利かといえば必ずしもそうではありませんね?
なぜなら、大体のシューティングは弾がそのまままっすぐ跳んでいきますが、
スプラトゥーンはチャージャーやワイパー以外のインクは曲射したり爆発を起こすためです。
どういうことか、図に表すとこうなります。
このように高所側の有利な要素である『一歩退く』が通用しなくなるわけです。
そして少しずつ気付いているかもしれませんが、
この地形の有利不利を覆すという要素はそのまま『遮蔽物がある場所』と『曲がり角』にも当てはまります。
この要素があるからこそスプラはシューティングアクションの中でも奥深いものとしているのです。
話を戻します。
下から捲くる手段が多いスプラにおいては強ポジのはずが一気に弱ポジとなる危険が潜んでいます。
崖際であればあるほど危険ですので、メイン武器のインク先端がギリギリ届く距離感を守って強ポジの優位を維持しましょう。
以上がめちゃくちゃ不利なポジション『高所の崖際』の紹介でした。
もっとやばい×××
次に書くのはかなり重要で根が深い内容となります。
高所の有利ポジションたらしめる要素は「高くて」+「逃げ場所が多い」こと、
これに+αして「敵陣(であればあるほど抑えだと良い)」となります。
これとは逆の要素を組み合わせると危険度がどんどん上がっていきます。
「低くて」+「逃げ場所が少ない」+αで「自陣」
つまり自陣の低所というのは可能な限り居たくないゾーンになるというわけです。
具体例はこんな場所です。
画像はザトウマーケットです。
自陣のこの辺りで場を整えたりスペシャルを溜めているかもしれない様子です。
一見、なんてことない区画に思えますが…
・左壁沿いから来る敵に気付けない
・左高台からの敵に気付けない
・中央や右高の敵は見えるけど間に遮蔽物が無い
・いずれも接敵に気付いたまたはインクで塗られた時に逃げ場所が少ない
・味方が通るルートなので、適当なクリアリングのボムやスペシャルなど流れ弾が飛び交いやすい
……と、ありとあらゆる場所から危険が飛び込んでくる上に、
潜伏したところで旨味もほとんどないハイリスクローリターンなポジションというのがわかります。
無用なトラブルは避けたいのでこういう場所は危機感を持って速やかに離れたいです。
このような例のポジションが各ステージにも存在します。
チョウザメ造船の左自陣段差下および右自陣スロープ
クサヤ温泉の中央右自陣
などなど。
この辺に居座り続けてデスした心当たりがある人は意識を改めてみると良いかもしれません。
ではそういう危険な自陣の低所とはどう向き合っていくのかという話ですが、
てっとり早いのは先程も書いたとおりで速やかに離れるべきですね。
そのために必要なのが塗りというわけです。ここでも塗りの話が繋がってきます。
ここにしっかり塗りを落としておくことですぐに通り抜けられるようになるし、
相手がここを通る時も塗らないと通りにくいことから裏抜けに気付きやすいし逃げやすくもなります。
自分たちにとって動きやすく相手からしたら動きにくい一石二鳥な塗りです。大事にしていきましょう。
塗りについては過去の私の記事でも触れております。
そちらもぜひ読んでいただきたいです。
こちらは塗りの基本的な話について
こちらはいざ塗る時に素早く効率よく塗るやり方について
塗りとは『不利対面を五分に』『五分対面を有利に』『有利対面を盤石に』していくものです。
勝ち切るために、負けないために
不利なポジションに見切りをつけて、有利なポジションを長く維持するための工夫をしていきましょう。
それでは