こんにちはMatchGuy(まちがい)です。
皆さん、塗りだけをする時間は作れていますか?
雑に済ませてあとで後悔していませんか?
誰かに任せっきりにしていませんか?
今回はスプラトゥーンの基本中の基本「塗り」について書いていきます。
当記事では塗りとは「足場を作ること」と解釈していただければと思います。
その前にインクの性質について軽く触れておきます。
インクの性質
それぞれのインクの性質をざっくりまとめるとこんな感じです。
自チームの色のインク内では…
・自由に歩き回れる
・イカ移動ができる
・潜るとインク補充/ダメージ回復が速くなる
・壁をすばやく登ることができる
敵チームの色のインク内では…
・継続ダメージを受ける
・歩きが遅くなる
・ジャンプが低くなる
・イカ移動ができなくなる
もっとわかりやすく表現するなら自インクは回復の泉、敵インクは毒の沼です。
足場を作ること
インク、というよりインクの塊の性質がわかったところで本題です。
敵インクが眼前に広がっている状況というのは、敵がいつ潜伏して近付いてくるかわからない危険地帯です。
そこでしっかりと塗って自分たちの安全が確保できる領土を増やしていく必要が生まれてきます。
これが「塗り拡げ」という行動です。
塗り拡げによって作られた自インクのスペースは基本的には安全地帯です。
登れる壁なんかもササッと塗って登りやすくしておくと塗る動作に時間が掛かるブキ持ちに喜ばれます。
おまけにインクを上書きしている間は当然ながら無防備の状態となります。
警戒していなければそのまま不意打ちが通るし、警戒していてもクリアリングによって時間を無駄に使わせることができます。
もしも塗りを作らずに敵とぶつかってデスしてしまうと、塗りを作っていないため相手の塗りの時間が短い時間で終わってしまいます。
そうなると打開の時も相手の足場の方が多くなってズルズル不利を背負いやすくなります。
ちなみに対面中にインクを飛ばしてそれを「塗ってる」と表現しているのを見かけますが、厳密にはそれは「塗り」ではありません。
結果的にインクが発生しているだけで同じように見えて全然違います。
塗りによって足場を作ることの目的は対面など試合展開を有利に運ぶためです。対面は対面に集中していただきたい。
よく「敵陣を塗りまくると相手にスペシャル溜められる」と躊躇してしまう人が居ますが、実際は足場が広がって前線を上げられまくっている状況の方がキツいので、相手としては打開を成功させるためにより多くのスペシャルを撃たされる羽目になります。スプラの試合時間は有限です。
まだこの「足場を作る」ことの重要性がイメージ掴めないという方はサーモンランで想像してみてください。
オオモノシャケの攻撃が飛び交う中、ザコシャケが沢山居てフィールドは緑のインクでいっぱい。
しかも自分のブキは塗りが得意じゃない……こんな地獄のような環境でまともにバイトができますか?
よほど個人技が高くない限りはまぁデスすると思います。足場が少ないですから。
だからWAVE開始前の10秒間や、ザコシャケを一掃してちょっと一息ついた時に可能な限り塗り拡げておくわけです。
バトルでも同じです。塗っている暇が無いよと思い込んでいるだけで案外あるものですよ、塗りだけができる時間。
最後に動画をひとつ貼っておきます。Xマッチに潜った時のものです。
ブキはわかばシューターですが、試合時間のほとんどを「塗り」に割いているのがわかるかと思います。
対面をすることはありますが、カウントを進める為に前でヘイトを取る場合を除いて足場の不安定な場所で戦っていることはほとんど無いと思います。
また、私は「復活時間短縮」のギアパワーをたくさん積んでいる(所謂ゾンビ)ので、
塗りで広い足場を作る→バリアがいつの間にか溜まっている→前に出てバリアで耐久するの繰り返しで味方の進軍を後押ししたり敵の進軍を遅らせたりしています。
弾のブレが激しいわかばでもひたすら前にインクを飛ばしているだけで相手からしたらなかなか近づけなくて厄介なのです。
ガチルールでもスプラトゥーンの基本は塗りです。ナワバリの取り合いです。
一度、確固たる意思を持って塗りまくってやるぞ!くらいの気持ちでガンガン塗ってみるのも良いかなと思います。
それでは